自己紹介でも書いている通り、美大や芸大に通っていたわけでもデザイン系の仕事に従事していたわけでもない私ですが、ストックイラストの次に試してみたのがSKIMAというコミッションサービスでした。
この記事では、コミッションサイトとは何ぞや?という疑問や、私がおすすめするサービスについて詳しくお話していきたいと思います。
前回の記事はこちら。
ストックイラストをやってみて得た実際の収益等について詳しくお話ししています。
コミッションサービスとは?
コミッションサイトとは、クリエイターやアーティスト・様々な分野の専門家たちに直接依頼をすることができるウェブサイトです。
絵を描いてほしい、チラシを作ってほしい、SNS用のショート動画の編集をしてほしい、店舗のロゴを制作してほしい、確定申告を代行してほしい……etc
コミッションサービスには、上記のような多種多様な要望に対応できる様々な分野の専門家たちがいて、その中から「この人にお願いしたい!」という人を選んで依頼を持ちかけることができます。
- 本業とは別に副職でお小遣い稼ぎしてみたい
- 隙間時間に小遣い稼ぎがしたい
- イラストの仕事をしてみたいけれど実績がない
上記のような方々に、コミッションサイトへのクリエイター登録はおすすめです。
主なコミッションサイトを以下にまとめてみました。
- SKIMA
-
イラスト・アート・文章作品制作のコミッションに特化したサイト。オーダーメイドでの制作依頼だけでなく、既に完成している作品の購入も可能。
- Coconala(ココナラ)
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イラスト制作だけでなく、動画の編集、SNSの運用代行、HP制作、確定申告代行等、様々なコミッションに対応している。
- Skeb
-
イラストに特化したサイト。他サイトとの主な違いは見積もりや修正依頼が禁止されており、依頼から納品までのやり取りが簡潔であること。
- つなぐ
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イラストに特化したサイト。クリエイターと依頼者とがやり取りをしやすいシステムで、追加料金が発生した場合等の対応も可能。
サイトごとにそれぞれ特性がありますが、悩んだ末私がクリエイター登録したのはSKIMAというイラスト制作コミッションに特化したサービスです。
以下のバナーを押すと公式サイトに遷移します。
SKIMAとは
SKIMAには多彩な出品方法があります。
自分がショップオーナーとなってコミッションを行う「スキル販売」と「opt販売」という販売方法。
そして依頼者が欲しい作品の詳細を登録することから始まる「リクエスト」。
さらにリクエストには「プロジェクト形式」と「コンペ形式」があります。
それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。
- リクエスト
-
依頼者が「こんなものをこれだけの数量、これくらいの納期で」という説明をリクエスト登録する所から開始される。複数のクリエイターが提案を行い、依頼者はその中から一人を採用する。採用されたクリエイターには報酬が支払われる。
SKIMA公式の説明ページもリンクしておきますね。
以下の【詳しく見る】からどうぞ。
SKIMA スキル販売とは
- 「小説の表紙 〇〇円で描きます」
- 「SNSのアイコンを〇〇円で制作いたします」
- 「動画のサムネイルを〇〇円からお描きします」等
SKIMAのスキル販売にはたくさんのクリエイターの商品が並んでいます。
その名の通り、自分のスキルに自由に値段をつけて販売するのがスキル販売です。
既に完成している商品を販売し、出品⇒購入という一方向でやり取りが完結するopt販売とは違い、
スキル販売は「こんな感じのイラストを描いてほしい」、「こんな感じでどうでしょう」というクリエイターと購入者とのやり取りが発生します。
意見が食い違えば修正依頼なども想定されるため、購入者の要望を正確にくみ取れる想像力が必要になります。
このスキル販売とopt販売、同時に販売することもできれば、片方だけで活動することも可能です。
私は現在opt販売のみを行っています。
スキル販売の出品を行った後も、
- 「ご依頼受付中です」
- 「ご依頼の内容次第です」
- 「スケジュール一杯です」
- 「お受けできません」
これらの受付状況メッセ―ジを設定することで、「スキル販売の看板は掲げているけれど、時間に余裕ができるまで休止する」といった活動の方法も可能です。
その他にも「〇月からスケジュール空いています」等、自由に表記が可能です。
SKIMA opt販売とは
SKIMAにクリエイター登録したのが2024年4月。
コミッションサービスに足を踏み入れた…と言っても、2か月ちょっと経過した7月現在、コミッションはいまだ受けつけておりません。
私が気になっていたのはopt販売(登録当初は「キャラ販売/Adopt販売」という名称でした)の方で、もっぱら完成済みイラストの販売を行ってきました。
SNSで販売している方をお見掛けして、ずっと気になっていたんですよね。
opt販売
- キャラ販売
-
・男性キャラ
・女性キャラ
・未限定キャラ
・デフォルメキャラ
・特殊キャラ
・その他 - SNSイラスト販売
-
・アイコン
・ヘッダー
・その他 - 一枚絵販売
-
・スチル
・背景
・その他
opt販売の中でもこれだけのカテゴリに分かれます。
私が実際に複数イラストを販売し収益を得たのは、「キャラ販売」です。
opt販売の制作ルール
opt販売の制作ルールは以下を参考にしてください。
・ファイル形式…JPG、JPEG、PNG、GIF
・縦横サイズ…3000×3000ピクセル以下
・推奨サイズ…全てのファイルの合計が16MB以下
・自分で制作したイラストであること。他クリエイターやブランドのデザイン・モチーフを使用している等の著作権侵害の懸念があるデータは出品不可。
・一部AIを使用しているイラスト、またはアイコン作成メーカー、ジェネレーター等で作成されたアイコンは販売不可。
・透かし(ウォーターマーク)を付けてはいけない。SKIMAの使用で、アップロードした画像には自動で透かしが付くようになっている。
・商品内容に「透過画像である」という記載がある場合は、アップロードする販売用画像も透過されたデータであること。
・商品内容に画像の枚数の記載がある場合は、記載してある通りの枚数をアップロードすること。
・過度な性的、暴力的表現、公序良俗に反する画像、第三者の権利を侵害する可能性のある画像をアップロードしてはいけない。
opt販売はストックイラストと違い、イラストをアップロードするのに「審査」がありません。
アップロードした画像は即時サイトに反映され、販売が開始されます。
上記の注意事項に抵触している場合は、予告なしに削除される場合があります。
最近進化と進出が著しいAIを使用しての制作は禁止となっているため、注意が必要です。
opt販売の収益の設定
スキル販売と同様opt販売でも、自分で自由にイラストの価格を設定することができます。
その中からシステム利用料として支払わなければいけないマージンは以下を参考にしてください。
- オプションを含む個別販売総額が1,000~20,000円までの取引
-
手数料22%(消費税込み)
- オプションを含む個別販売総額が20,001~50,000円までの取引
-
手数料16%(消費税込み)
- オプションを含む個別販売総額が50,001円以上の取引
-
手数料11%(消費税込み)
マージンは、商品が購入されたら自動的に収益から差し引かれます。
スキル販売とopt販売どちらでも共通することですが、売上金は振り込み申請をすることで登録された金融機関へと振り込まれます。振り込み申請には期限が設けられているので、忘れずに申請を行いましょう。
とりあえずまとめ
今回はコミッションサイトのSKIMAについての概要をお話ししました。
次回は実際に商品を出品する時の詳しい流れやイラスト制作時のコツ、私が実際に複数イラストを販売してみて得た収益などについてお話ししたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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