普段私がイラストの制作を行うとき、iPadとPCを使い分けて使用しています。
ストックイラスト用の素材や趣味のお絵かき等はiPad。
YouTube漫画や広告漫画、オリジナルキャラクターの制作などはPCを使って制作を行っています。
今回の記事ではPC周りのツールや使用ソフトについてお話していこうと思います。
前回の記事はこちらから。
SKIMAでのopt販売(キャラ販売)について、画像付きで詳細に説明しています。
私の実際の収益についてもお話しているので、良ければ参考にしてくださいね。
iPad周りの作業環境についてお話している記事はこちらです。
お絵かきがもっと楽しくなる、iPad周りの便利ツールもこちらの記事でご紹介しています!
PCでのイラスト制作
CLIP STUDIO PAINTやIllustrator等のソフトで制作を行う場合、PCを使用しています。
イラストだけでなく、漫画制作やキャラクター制作にうってつけな便利機能が盛りだくさんです。
iPad用のアプリも配信されているため、家やコワーキングスペースで仕事をする場合はPC、カフェや外出先で制作する場合はiPadというような使い方もできますよ。
私が実際にイラスト制作を行っている、PC周りの作業環境はこんな感じです。
ラップトップ
HP Spectre x360 2-in-1 Laptop
使用しているPCは「HP Spectre x360 2-in-1 Laptop 16-aa」です。
色々と並んでいますが、真ん中に鎮座しているのが高性能でリーズナブルなPCを販売しているHP(ヒューレットパッカード)のラップトップです。
ちなみにノートパソコンがより軽量・薄型に進化したものをラップトップと言います。
「え?ラップトップ?キーボードないけど??」そう思われた方もいるかもしれません。
液晶しか見えていない状態だとサイズの大きいタブレットにも見えますが、れっきとしたラップトップなんです。
様々な用途に使える4段変形
面白い機能を持っていて、それが購入の決め手でした。
4段変形!
【ラップトップ型】
オーソドックスなラップトップの使用角度。
【フラット型】
パタン、とフラットにして向かいに座る相手と情報共有もできます。
角度調整に別のボタンを押さなければいけないということもなく、手間は0。
少し傾ければ画面の向きも自動で変わります。
【テント型】
スタンドなしで安定して置けるので、映画鑑賞やコントローラーを使ったゲームなんかでも活躍します。
キーボード部分がスタンド代わりになるので、とてもコンパクト。
【タブレット型】
完全にキーボード部分を折りたたんでタブレット型に。
タッチでの操作が可能で大きなタブレットとして使えます。
私がイラストを制作する時はこのスタイル。
用途に合わせて液晶の角度をかなり自由に調整できちゃうんです。
「コンバーチブル型」といって、調べものやブログの記事作成ではベース型で使用、動画鑑賞には省スペースなテント型、イラスト制作時にはタブレット型…というように、都合よく使い分けています。
PCでのイラスト制作に必要なものがこれひとつに集約
パソコンが我が家に届く前、私のイラスト制作はもっぱらiPadでした。
もちろんそれでも十分にお絵描きすることは可能だったのですが、IllustratorやCLIP STUDIO等の、PC版のソフトにしかない機能も使いたいなあと思うようになり、いろいろと調べるようになりました。
頭がパンクしそうなほど調べました。
私が悩みに悩んだ項目がこちら
- 大前提でPCが必要。
デスクトップかラップトップどちらにする?
スペックはどれくらい必要? - PCでのイラスト制作のためにはグラフィックタブレットとペンが必須。
液タブか板タブかどちらにする?
有線?無線?
大手メーカーのもの?価格を抑えたメーカーのもの?
デスクトップでの大画面イラスト制作も魅力的だし、コワーキングスペース等でも制作を行いたいと思うと持ち運び可能なラップトップに軍配が上がる…
Illustrator等のソフトを使用する場合はそれなりのプロセッサーが搭載されていないといけないし、作業中に重たくなるのもストレス…
また予算的には板タブの方がありがたいのだけど、iPadでの制作に慣れていたため液晶に直接描画できる液タブを使いたいという気持ちもある…それに大きい画面で描きたいけどPC+大画面液タブを並べるとかなりのスペースが必要だな……画面が大きくなればなるほど高額だし…
などなど。
悩みだしたらキリがありませんでした。
全部を叶えようと思うととんでもない出費だ…
いやしかしこれは先行投資なんだ……!!!
そう奮起して震えながら検索魔と化していたのですが、そろそろつらくなってきたという頃に見つけたのが、こちらのHPから販売されている「HP Spectre x360 2-in-1 Laptop 16-aa」でした。
スペック・特徴
主なスペック
- 多用途な2 in 1
-
タブレットに変形可能で、ペン対応。
イラスト制作、動画編集、ゲームなど幅広い用途に適しています。 - 高性能
-
Core Ultra 7 155Hプロセッサー搭載。
GeForce RTX 4050も選択可能。 - 美しいディスプレイ
-
16.0型の2.8K 有機ELディスプレイ。
色鮮やかで色域も広いです。 - 高級感のあるデザイン
-
アッシュブラックのマットなボディでスタイリッシュ。
- アクティブペン対応
-
MPP2.0対応のアクティブペンが付属。
タッチ操作とペン対応でタブレットモードに変形できる……
アクティブペンも付属している………
ということは、PC兼液タブという使い方も可能………?
という可能性に思い至り、ちょうど春の新生活セールをしていた公式サイトから購入しました。
実際にイラスト制作を行ってみた感想
結果、買ってよかった!
さくさく動作するし、画面は大きいし、どこにでも持ち運べるし、液タブ感覚で直接描画できるし、1台2役だから省スペース。
液タブ代も浮きました!
ちなみにCPU内蔵グラフィックスのモデルと、GeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載したモデルがありますが、私が購入したのは前者です。
動画編集やゲーム等は自身の用途にないため、イラストや漫画制作がストレスなく行える最低限のパフォーマンスがあればいいと考えたためです。
値段も結構違いますしね。
それでも必要十分です。
クリスタやイラレ等、私が使用中のソフトではさくさくイラストも漫画も制作できています。
動画編集や高解像度のゲーム等のために購入を検討されている方は、GeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載したモデルをお勧めします!
他にもHPのオンラインショップには14インチのコンバーチブル型のラップトップや、リーズナブルだけど高性能なPCがたくさんラインナップされています。
下にも書いている静音マウスをプレゼントしてもらえたり、週末は特別価格キャンペーンなんかもされているので、PCの購入を検討されている方はぜひ覗いてみてくださいね。
アクティブペンとマウス
私は公式サイトで購入したのですが、アクティブペンが付属していました。
マウスもセットになっているものを購入。
ちなみにタッチペンとアクティブペン・スタイラスペンの違いって分かりますか?
- タッチペン
-
感圧式タッチモニターに採用される。
圧力を感知して操作を認識するため、軽いタッチでは反応しづらい。
グッと押し込むような動作が必要。 - スタイラスペン
-
静電容量式タッチモニターに使用される。
ペンに電池とICチップが内蔵され、特定の周波信号を発生させることでデバイス側に操作を認識させる。
通常スタイラスペンは専用のデバイスがある。(ApplePencil等) - アクティブペン
-
静電容量式タッチモニターに使用される。
ペン先が繊維でできており、電池を使って電気を起こすことで操作を認識させる。
今回ご紹介した「HP Spectre x360 2-in-1 Laptop 16-aa」に付属しているのは、アクティブペンです。
アクティブペン
付属のアクティブペンにはショートカットキーが2つ内蔵されていて、ペンから消しゴムへの切り替えなどに使用しています。
筆圧検知機能があり、線の強弱をつけることも可能。
マグネットでPCの側面に引っ付くので、紛失の心配も少ないです。
ただしイラスト制作時に時々挙動がおかしくなることがあるため(もちろん許容範囲内ですが)、もう少ししたら別途MPP2.0対応のアクティブペンも購入してみようかなと思っています。
こちらのペンでも余裕でイラスト制作可能ですので、まずは付属のアクティブペンを試してから、別のペンシルの購入を考える形で良いと思います。
マウス
公式サイトでPCを購入した際に、オプションでセットにできたマウスです。
静音設計、カスタマイズできるボタンを3つ内蔵。
指先だけで前のページに戻ったりできちゃいます。
USB‐Cで充電し、充電頻度は丸1日使っていても2週間に一回するかしないか。
PCと同じアッシュブラックのマットな触り心地が気に入っています。
コードレスでBluetoothで接続するのですが、デバイスを二つまで登録できます。
接地面にあるボタンで切り替え可能で、同じマウスでパソコンとiPad両方を操作できます。
イラスト制作ソフト
CLIP STUDIO PAINT
ラップトップがPC兼液タブ、アクティブペンも付属のもの。
1度の買い物で、イラストを制作するのに最低限必要なものは揃ってしまいました。
あとはPCにお絵かきソフトをインストールすれば、すぐに制作に取り掛かれます。
私が使用しているイラスト制作ソフトは、主にCLIP STUDIO PAINTです。
言わずと知れた超有能ソフトですよね。
2デバイスプランに登録して、iPadとデータを共有しながら使用しています。
便利機能が山ほどあって、漫画・イラスト・立ち絵制作、
どれをとってもめちゃくちゃ快適です。
クリスタを使用したキャラクターの立ち絵制作時の便利機能等については、以前の記事でお話ししました。
下記のリンクより、よければ参考になさってください。
最低限必要なデバイスやツールは今回ご紹介しましたが、そのほかにもたくさんの便利グッズに助けられながらイラスト制作を行っています。
次回の記事では「もっとお絵描きが楽しくなる、PC周りの便利ツール」をご紹介できればと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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